中国でVPNルーターを導入してchromecastとfireTVstickを使ってみた

先日日本へ帰った時にChromeCastとAmazonのFireTVStickを持ち帰ってきました。

当初Chromecastはスマホのミラーリングのみの利用、Chromecast⇔youtube、AbemaTV等の通信モードは使用しないつもりを想定しており、FireTVstickもFireTVstick内にVPNアプリをインストールして使用するつもりだったので大した手間は必要ないだろうとたかをくくっていたのですが…

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Chromecastの設定をしようとしたところ

いざChromecastのペアリングをしようとしたところ、どうしてもスマホとのペアリング中に止まってしまいます。どうも設定中にChromecastとgoogleのサーバーの間で通信をしようとしており、通信がブロックされているために設定が進まなくなってしまっているようです。

結局自宅のネットワークをまるごと金盾の外に持っていくしかないようです。

ということでVPNルーターを導入し、そのルーターと繋がる機器同士でネットワークを構築することにしました。

Shadowsocks(VPN)ルーター選び

具体的にルーターをVPNクライアントとして使用するには、ASUSの対応ルーターにMerlin(中国語では梅林と呼ばれる)カスタムファームウェアを導入し、そのファームウェアの中でShadowsocksアプリケーションを走らせる必要があります。

新型から旧型まで候補は色々あれど、どうせ買うなら自分で色々と遊んでみたかったので壊すことを前提に一番安かったASUS RT-AC66Uのバルク品(恐らく中古)を購入。200元。

VPNルーター設定

電信のルーターと有線で接続。

おまけでスタンドが付いてきたけど使い方はこれでいいんだろうかw

電信ルーターのWifiで中国内との通信、ASUSルーターのWifi圏でPCやスマホやChromecastなどの機器間でのホームネットワーク形成と国外との通信を想定しています。

ルーターのローカルIP直打ちで設定画面に入ります。デフォルトでは192.168.2.1

はじめからMerlinファームウェアとshadowsocksアプリが入っていました。

こんなルーターを買う人の目的はほぼ同じなので、店の人に「ファームウェアのアップデートはするか?」と意味ありげに聞かれはしたものの、自分で遊んでみたかったので「しなくていいよ」と答えていたはずなのですがw

とはいえファームウェアとShadowsocksアプリのバージョンが古かったので、ファームウェアを最新版のX7.6にアップデートしました。

↓ファームウェア置き場

http://firmware.koolshare.cn/Koolshare_Merlin_Legacy_380/

shadowsocksアプリの導入に少し手こずったのですが、↓のサイトを参考に解決

https://www.mianao.info/2017/10/02/asus-merlin-%E5%9B%BA%E4%BB%B6-koolshare-%E6%94%B9%E7%89%88%E7%A6%BB%E7%BA%BF%E5%AE%89%E8%A3%85shadowsocks/

shadowsocksアプリの設定画面から接続先サーバーの情報を入力

shadowsocks接続に成功するとステータスがworkingに変化します。

※HuluやAbemaTVなどで日本のコンテンツを見たい場合やFireTVstickを使う場合は日本国内のサーバーの情報を入力しましょう。

ちなみにShadowsocksでは有志の作った被ブロックサーバーリストがあり、そのサーバーにアクセスする時だけShadowsocksサーバーへ迂回してアクセスし、ブロックされていないサーバーへアクセスする場合は迂回せずに直接アクセスする機能があります。

が、全ての通信でShadowsocksサーバーを経由する全局代理模式モードを選択。(理由は後述)

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ChromeCastの設定

ということで、ASUSルーターのネットワーク内にスマホとChromeCastを接続したところ難なくペアリングできました。

youtubeはもちろん、Chromecast対応のアプリもフル機能で利用できます。

fireTVstickの設定

こちらも起動し、ASUSのルーターと接続するだけです。

amazonprimeビデオのサーバーは金盾からブロックされていなかったようで、全局代理模式モードにしない状態で接続したところ中国からのアクセスがばれ「お住まいの地域では視聴することができません」のメッセージが出てしまいました。

amazonのサーバーを迂回リストに加えれば全局代理模式モードにする必要はないかと思うのですが、他のサービスを利用する時にもまた発生しそうな問題だったため結局前述の通り全局模式モードに設定しました。

720pで何のストレスもなく視聴可能です。

ASUS RT-AC66UでのShadowsocks(VPN)接続まとめ

接続するShadowsocksサーバーや契約している回線の速度に大きく影響を受けますが、私の環境ではyoutubeの1080p60fpsの動画も再生が追いつかないレベルで読み込むレベルのスピードが出ています。まさに爆速。

重いデータの読み込みスピードの他にも動画クリックから再生までのスピードも明らかにスマホのshadowsockクライアントを介して接続するよりも高速です。まるで日本にいるかのよう。

ということで、現状不満は全くないというか、ネット環境が明らかに快適になったということで今回VPNルーターを導入する原因になったchromecastの仕様に感謝してはいるのですが、筆者としては当ルーター(RT-AC66U)の使用はお勧めしません。

というのも

※RT-AC66Uは内部的な設計が古いため既にカスタムファームウェアの開発がストップしており、通信速度や安定性に関わるShadowsocksクライアントアプリも旧バージョンのものしか使用できない。

※最新バージョンでは特にPing数値が向上しているので、特にオンラインゲームをする場合には大きな差が出る。

※AC66Uを使用していたユーザーは既に新型への乗り換えが済んでおり、古い情報しか出てこない。

※Shadowsocksアプリのインストールが面倒くさすぎる。

今後機器自身にトラブルが起きる可能性も高く、また開発がストップしているので機器が元気だったとしても新たな規制が入った時が寿命ということになりかねません。

値段も大差ありませんので、AC68U以上のルーターを選んだ方が無難だと思います。

淘宝で購入する場合はASUS公式や天猫などのまともな店(というと語弊がありますが)で買わない限り、お店の人にお願いすれば設定も全部手伝ってくれるはずだと思います。

18/6/18追記
数時間無通信状態になるとshadowsocksサーバーとの接続が切れる問題が発生しています。
設定画面からshadowsocks機能のオフ→オンの操作、もしくはルーター再起動で再び正常に繋がりはします。

それではみなさま、良いネットライフを!

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