昨日3月18日開催されたXiaomiの新作発表会にて無印Redmi Note7の上位版であるRedmi Note7Proの中国での発売が発表されました。
インドでは既に先行で発売されているRedmi Note7Proですが、思ったよりも早く中国でも販売開始されました。
今回はそんなRedmi Note7Proを詳しく見ていこうと思います。
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スペック
参考までに無印Redmi Note7のスペックも併記しています。
また、混同を避けるため当記事ではRedmi Note7を無印Redmi Note7と表記しています。
変更点がある部分は赤字。
Redmi Note7Pro | 無印Redmi note7 | |
SoC | Snapdragon675 | Snapdragon660 |
ディスプレイ | 2340 x 1080 FHD+ 6.3インチ 水滴型ノッチ |
2340 x 1080 FHD+ 6.3インチ 水滴型ノッチ |
メモリ | 6GB | 3GB/4GB/6GB |
ストレージ | 128GB | 32GB/64GB |
メインカメラ | メイン:4800万画素 ソニーIMX586センサー サブ:500万画素 |
メイン:4800万画素 Samsung GM1センサー サブ:500万画素 |
フロントカメラ | 1300万画素 | 1300万画素 |
バッテリー | 4000mAh Quickcharge4.0対応 18W充電器同梱 |
4000mAh Quickcharge4.0対応 |
サイズ | 159.21×75.21×8.1mm | 159.21×75.21×8.1mm |
重量 | 186g | 186g |
対応バンド | GSM:2/3/5/8 CDMA 1X/EVDO:BC0 WCDMA:1/2/5/8 TD-SCDMA:34/39 TDD-LTE:34/38/39/40/41 (100MHz) FDD-LTE:1/3/5/7/8 |
GSM:2/3/5/8 CDMA 1X/EVDO:BC0 WCDMA:1/2/5/8 TD-SCDMA:34/39 TDD-LTE:34/38/39/40/41 (100MHz) FDD-LTE:1/3/5/7/8 |
その他 | デュアルSIM SDカード対応 背面指紋認証 フェイスアンロック NFC非対応 赤外線送信 |
デュアルSIM SDカード対応 背面指紋認証 フェイスアンロック NFC非対応 赤外線送信 |
価格 | 6GB+128GB:1599元 | 3GB+32GB:999元 4GB+64GB:1199元 6GB+64GB:1399元 |
発売日 | 2019年3月 | 2019年1月 |
無印Redmi Note7と比べると筐体デザインには変更点がなく、全体的にハードウェア性能が押し上げられています。

無印Redmi Note7については当ブログでレビューしているので、こちらの記事では無印Redmi Note7から変更があった点を詳しく紹介していきます。
SoC
SoCがSnapdragon660からSnapdragon675に変更されています。
無印Redmi Note7に搭載されているSnapdragon660は既に2年近く前のSoC。主にミドルハイエンドモデルのスマートフォンに搭載されていたSoCなので、発売から2年後の今になっても現役で戦える性能を持ってはいますが、差別化と後述の4800万画素カメラのためにRedmi Note7ProではSnapdragon675に変更されました。
Snapdragon675のAntutuスコアは約170000程度、Snapdragon660の約140000に比べて大幅にスコアアップしています。
カメラ
画素数は無印Redmi Note7と同じ4800万画素。
ですが、4800万画素撮影に対応していないSoCのSnapdragon660を搭載している無印Redmi Note7では、写真をアップスケーリングして4800万画素での出力を無理やり実現していました。
Redmi Note7ProではSoCが4800万画素撮影に対応したSnapdragon675に変更されたことによって、正式に4800万画素撮影に対応しました。
また、メインカメラのセンサーもSamsungのGM1センサーからSonyのIMX586に変更されています。
IMX586は先日発売されたばかりのXiaomiのフラッグシップモデルMi9にも搭載されている最新の4800万画素撮影に対応したセンサー。
ソフトウェアでの画像処理に定評のあるXiaomiだけにかなり綺麗な写真が撮れるのは間違いないでしょう。
RAM+ストレージ容量
Redmi Note7Proは現時点で6GB+128GBというRAM+ストレージ容量のみとなります。
無印Redmi Note7はストレージ容量が最大64GBでした。需要はあるのに差別化のために敢えて128GBモデルを出さなかったものと思われます。
伏線が回収されたという感じです。
その他の変更点はなし
その他に変更点はありません。
そもそも無印Redmi Note7の時点でデザインや筐体設計に非の打ち所がないスマートフォンでした。水滴ノッチや背面ガラスデザインや、防水性能などもそのままということなので、これは却ってプラスポイントかもしれません。
価格
6GB+128GBモデルの価格は1599元(約26,000円)
性能と価格的に無印Redmi Note7とMi9の板挟みになることになりますが、思ったよりも無印Redmi Note7寄りの価格設定でお買い得かなといった印象です。
まとめ
うまいことRedmi7<Redmi Note7<Redmi Note7Pro<Mi9という序列で差別化を図られているなあというのが素直な感想です。
パズルの最後のピースがスッとはまるような価格面、スペック面での見事な差別化に感動さえ覚えました。
発売日
中国での発売日は本日3月19日。
グローバル版が登場するまではリセラーから中国版を購入することになると思います。既に予約受け付けを初めているリセラーもあるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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