先日開催されたXiaomiの新作発表会。
目玉となったのは世界中で人気の高いRedmi Noteシリーズの最新作Redmi Note7Proですが、同時にRedmiシリーズの最新作 Redmi7も発表されました。
Redmiシリーズは、ミドルローエンドでスマートフォンをハードに使い倒す人にとってはやや性能不足ですが、メッセージアプリや簡単なウェブブラウジング程度なら普通に動作するので必要最低限の機能さえあれば十分という人に向けたモデルです。
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スペック
比較用に前作Redmi6のスペックも併記しています。
Redmi7 | Redmi6 | |
SoC | Snapdragon626 | MediaTek Helio P22 |
ディスプレイ | 1520x720px 6.26インチ 水滴型ノッチ |
1440x720px 5.45インチ |
メモリ | 2GB/3GB/4GB | 3GB/4GB |
ストレージ | 16GB/32GB/64GB | 32GB/64GB |
メインカメラ | メイン:1200万画素 サブ:200万画素 |
1200万画素 500万画素 |
フロントカメラ | 1300万画素 | 500万画素 |
バッテリー | 4000mAh | 3000mAh |
サイズ | 158.73×75.58×8.47mm | 147.5×71.5×8.3mm |
重量 | 180g | 146g |
対応バンド | GSM:B2/3/5/8 CDMA 1X/EVDO:BC0 WCDMA:B1/2/5/8 TD-SCDMA:B34/39 TDD-LTE:B34/38/39/40/41 FDD-LTE:B1/3/5/7/8 |
GSM:2/3/5/8 CDMA: 1X/EVDO:BC0 WCDMA:1/2/5/8 TD-SCDMA:34/39 TD-LTE:34/38/39/40/41 FDD-LTE:1/3/5/7/8 |
その他 | デュアルSIM SDカード対応 ゴリラガラス5 |
デュアルSIM SDカード対応 |
価格 | 2GB+16GB:699元 3GB+32GB:799元 4GB+64GB:999元 |
3GB+32GB:999元 4GB+64GB:1199元 6GB+64GB:1399元 |
発売日 | 2019年3月 | 2018年6月 |
SoC
MediatekのHelio P22からQualcommのSnapdragon626に変更されています。
Snapdragon626のAntutuスコアは約100,000ということで、Helio P22の約70,000から大幅に性能が上がっています。
ディスプレイ
ディスプレイは流行の水滴型ノッチ、解像度は1520x720pxとあまり高くありませんが値段を考えると仕方ないでしょう。
6.26インチの大型ディスプレイにこの解像度なので、269PPIとなっています。現在のミドルエンド以上のスマートフォンは軒並み400PPIの高密度ディスプレイになっているので、比較するまでもなく明らかに違いが見て取れると思います。
ディスプレイのガラスにはゴリラガラス5が採用されています。傷付きにくさ、割れにくさには定評があるので、価格も相まり裸運用をしてくれと言わんばかりです。
カラー
現時点で夢幻青、亮黒色、魅夜赤の3カラーがラインナップされています。
メモリとストレージ
2GB+16GB、3GB+32GB、4GB+64GBという3モデル。
カラーとの組み合わせは以下の通りです。
カラー | モデル |
![]() |
2GB+16GB |
3GB+32GB | |
4GB+64GB | |
![]() |
2GB+16GB |
3GB+32GB | |
4GB+64GB | |
![]() |
3GB+32GB |
4GB+64GB |
魅夜赤は3GB+32GB以上のモデルのみのラインナップとなっています。
バッテリー
バッテリー容量は4000mAhという大容量。Snapdragon626の省電力性能との組み合わせでバッテリー持ちは必要十二分であるのは間違いありません。
ちなみに公称でも2日に1回充電すれば十分と謳っています。
カメラ
メインカメラは1200万画素のデュアル構成。ですがコストダウンを図る意味でも、他のモデルとの差別化のためにも意図的に性能は抑えられているものと思われます。
ただし、Xiaomiの画像処理エンジンはかなり高性能となっているので、低解像度での撮影であれば下手なスマートフォンのカメラよりも綺麗に魅せる写真を撮れるでしょう。
本体デザイン
Redmi Note7はガラスの少し角ばったデザインになっていましたが、Redmi7は曲面デザインになっています。
SIMスロット
中華スマホなのでもちろんデュアルSIMスロット対応となっています。
また、通常XiaomiのデュアルSIMスロットはSIMカードとSDカードから使いたいものを2枚選択してセットするものになっていますが、Redmi6ではデュアルSIM+SDカードという3枚挿しが可能になっています。
物足りないストレージ容量を考えるとSDカードを挿した運用が必須になりそうなので、これはかなり嬉しい心遣いです。
価格
モデル | 人民元価格 | 日本円換算 |
2GB+16GB | 699元 | 約12,000円 |
3GB+32GB | 799元 | 約13,000円 |
4GB+64GB | 999元 | 約17,000円 |
どのモデルが狙い目かというのは後述します。
まとめ ~どのモデルが狙い目か~
4GB+64GBモデル以外はやや物足りないスペックになっていますが、999元(約17,000円)とやや高めの価格設定になっています。上位機種のRedmi Note7の3GB+32GBモデル、999元と同価格。
しかし2GB+16GBは今の時代では普段使いにおいてもスペックが足りないと言わざるを得ません。
実質Redmi7を買うなら3GB+32GB以外の選択肢はないように思えます。
これで性能が足りないのであれば数千円足してRedmi Note7、それでも足りなければさらに予算を追加してRedmi Note7Proを買うのが正解でしょう。
価格面でもそこまでお得感がなく、スペックもややもの足りなさを覚える機種となっているので、少しでも安くあげたいという人向きの機種でしょうか。
Redmi7の発売日
中国での発売日は2019年3月22日となっています。
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