昨日Redmiの新シリーズRedmi10Xの発表会の日時が明らかにされると共に機種の情報が解禁され始めました。
MediaTek製SoCが搭載されることが確定しているので、位置付け的にはローレンジクラスのスマートフォンとなるのでしょうか。
ただ、今期のMediaTekは一味違います。
中国国内ではそこまで注目されていないRedmi10Xですが、私的には非常に注目しています。
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Redmi完全新シリーズ「X」
今回のRedmi10X、10と付いていますがRedmiの新シリーズとなる「X」シリーズの第1弾となります。
▲「X」の意味するところ。後付けっぽい気はしますがそれはさておき
Redmi10Xは主に若者をターゲットにした「ライトフラッグシップ」モデルになるようです。
デザイン
四角形に並んだ4つのカメラが目を引く背面デザイン。
カラーは4色のようです。
Redmi K30 Pro(POCOPHONE F2)のように電源ボタンが赤くなっているのが特徴です。
▲ディスプレイはノッチデザインのAMOLEDパネル。
ただし直近ではRedmi K30がLCD+120Hz、Redmi K30 ProがAMOLED+60HzのパネルだったことからRedmi 10Xも60Hz駆動になる線が濃厚でしょうか。
SoCにはDimensity820を採用
Redmi10XはMediaTek製SoC「Dimensity820」が搭載されます。
こちらは先日発表されたばかりのSoCで、実際に搭載されるのはRedmi10Xが初。
MediaTekのSoCは廉価モデルのスマートフォンによく採用されており「安くてそこそこ」というイメージが定着していたと思うのですが、今期のDimensityでは5Gに対応すると共に性能もぐんと伸ばしてきました。
410000超えのAntutuスコア
▲Antutuスコアはなんと415672。ミドルレンジクラスのSnapdragonを凌駕し、ハイエンドクラスに迫るスコア。
▲Antutuが発表したSoC別ランキング。Dimensity820はKirin980と同程度でSnapdragon845以上855以下という位置付け。
※Antutu発表のランキングなのでAntutuBenchmarkの総合スコアが指標になっているものと思われ、必ずしも実際の性能と一致するとは限りません。
▲こちらはRedmi10Xで撮影されたスクリーンショット。
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発表会は5月26日
発表会は中国時間5月26日午後2時から。(日本時間午後3時)
価格も同日に発表される筈です。
参考までにRedmiの5G対応モデルだとSoCにSnapdragon730Gを搭載したRedmi K30 5G版が2000元(約30,000円)前後。
他社のモデルだとDimensity1000Plusを搭載したiQOO Z1が2200元からとなっています。
まとめ
気になるのは対応バンドとそしてなんと言っても価格面がどうなるのか。
中国国内ではそれほど注目されていないRedmi10Xですが、価格次第では2020年の台風の目になりそうな予感がします。
5G対応のスマートフォンは非常に高くなっているのが現状です。
そんな現状にRedmiとMediaTekが一石を投じてくれることに期待しながら発表会を待ちたいと思います。
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