ご無沙汰しています。
コロナ禍で事業の鞍替えをしたこともあり、その都合で更新が滞っていました。
ようやく少し時間ができたので久しぶりの更新。
10月に発売されたOnePlusの2020秋モデル、OnePlus8T。
私も発売日に購入したのですが、なかなかブログを更新する時間が取れずに紹介できずにいました。
コストパフォーマンスを見た場合、個人的に2020年度ベストバイなスマートフォンに仕上がっているので、これは是非紹介しなければとキーボードに向かっています。
2020年春モデルのOnePlus8シリーズは正直微妙な評価をせざるを得ませんでした。
OnePlus8 Proは、性能こそいいものの割高感があり、無印OnePlus8に至っては2019年モデルであるOnePlus7 Proから劣化している点も多かったため。
極力予算を抑えたスマートフォンを探している周囲の人にはOnePlus8シリーズを買うなら割安ながら性能がいいOnePlus7Tを買った方が満足度は絶対高いよ。と伝えていました。
そんなOnePlus7Tの後継機種が今回のOnePlus8T。
OnePlus7Tと同じように価格と性能のバランスが取れた機種に仕上がっています。
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スペック
OnePlus8T | OnePlus7T | |
発売日 | 2020年10月 | 2019年9月 |
SoC | SnapDragon865 | Snapgragon855 Plus |
RAM | 8GB/12GB LPDDR4X |
8GB/12GB |
ストレージ | 128GB/256GB UFS 3.1 |
128GB/256GB UFS 3.0 |
ディスプレイ | 6.55インチ リフレッシュレート120Hz AMOLEDフラットディスプレイ |
6.55インチ リフレッシュレート90Hz AMOLEDフラットディスプレイ |
解像度 | 2400×1080(px) | 2400×1080(px) |
バッテリー | 4500mAh Warp Charge 65W充電 |
3800mAh WarpCharge 30W充電 |
リアカメラ | 1.メインカメラ Sony IMX586 4800万画素 光学式手ブレ補正2.超広角カメラ 1600万画素 123度超広角3.マクロカメラ 500万画素4.モノクロカメラ 200万画素 |
1.メインカメラ Sony IMX586 4800万画素 光学式手ブレ補正2.望遠カメラ 1200万画素 Samsung S5K3M53.超広角カメラ Sony IMX481 1600万画素 |
フロントカメラ | Sony IMX471 1600万画素 パンチホールカメラ |
Sony IMX471 1600万画素 ノッチカメラ |
サイズ | 160.7×74.1×8.4(mm) | 160.94×74.44×8.13(mm) |
重量 | 188g | 190g |
SIMスロット | デュアルNanoSIM | デュアルNanoSIM |
認証方式 | ディスプレイ内指紋認証 フェイスアンロック |
ディスプレイ内指紋認証 フェイスアンロック |
イヤフォンジャック | なし | なし |
対応バンド | FDD-LTE: 1,2,3,4,5,7,8,12,17,18, 19,20,26 TDD-LTE: 34,38,39,40,41 MIMO:LTE: 1,3,41; NR: N1, 3, 41, 78, 79 WCDMA: 1,2,4,5,8,9,19 5G NSA:41,78,79 5G SA:1,3,41,78,79 CDMA:BC0 GSM:B2,3,5,8 |
FDD-LTE: 1,2,3,4,5,7,8,12,13 17,18,19,20,26,28,29 TDD-LTE: 34,38,39,40,41 TDS: B34,B39 UMTS: 1,2,4,5,8,9,19 CDMA:BC0,BC1 GSM:2,3,5,8 |
参考までにOnePlus8とOnePlus8 Proのスペックと比較。
OnePlus8 | OnePlus8 Pro | |
発売日 | 2020年4月 | 2020年4月 |
SoC | Snapgragon865 | Snapgragon865 |
RAM | 8GB/12GB LPDDR4X |
8GB/12GB LPDDR5 |
ストレージ | 128GB/256GB | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 6.65インチ リフレッシュレート90hz 曲面ディスプレイ |
6.78インチ リフレッシュレート120Hz 曲面ディスプレイ |
解像度 | 2400×1080 | 3168×1440 |
バッテリー | 4300mAh Warp Charge30W充電 |
4510mAh Warp Charge30W充電 30W無線充電 |
リアカメラ |
|
|
フロントカメラ | SONY IMX471 1600万画素 パンチホールカメラ |
SONY IMX471 1600万画素 パンチホールカメラ |
サイズ | 160.2×72.9×8.0(mm) | 165.3×74.3×8.5(mm) |
重量 | 180g | 199g |
SIMスロット | なし | なし |
認証方式 | ディスプレイ内指紋認証 フェイスアンロック |
ディスプレイ内指紋認証 フェイスアンロック |
イヤフォンジャック | なし | なし |
カラーラインナップ
Aquamarine Green | Lunar Silver |
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カラーラインナップはAquamarine GreenとLunar Silverの二種類。
当記事ではそれぞれグリーン、シルバーと呼称させていただきます。
私が今回購入したのはグリーンモデル。
開封の様子
相変わらず縦長の箱。
開封すると本体が。
本体の下にはケースと充電器。
他には保証書とクイックスタートガイド、そして勿体なくて貼れないOnePlusステッカー。
開封して本体を手に持つだけでこれだけの満足感が得られる。もはやこのためにスマートフォンを購入しているジャンキー。
本体デザイン
右はOnePlus8T、左はOnePlus8 Pro。
見る角度によってグリーンからブルーに色合いが変化する独特なカラーは健在。
OnePlus8Tは艶出しされたコーティングがなされているので、つや消しのOnePlus8 Proと比べると少しポップな印象。でも安っぽさは微塵も感じられません。
付属のケースを装着。別途ケースを購入しなくてもこれで十分です。
保護フィルムも予め貼られているので拘りさえなければこのまま安全に運用することができます。
カメラユニットは角丸の長方形。無骨だったOnePlus8やOnePlus8 Proと比べるとお洒落。
フロントカメラはパンチホールタイプ。
ポップアップ式と比べた場合は賛否があると思いますが、ノッチ式と比べると断然こっちのほうが格好いいです。
手持ち感
OnePlus8Tは長さ160.7mm 横幅74.1mm 厚さ8.4mm。
付属のケースを装着した状態で手に持ってみます。
若干大きめに見えますが手持ち感は良好。
グリップした状態で親指を伸ばすとこれくらい。右端まではなんとか指が届きます。
サイズの割にしっかりグリップしつつ指を伸ばせるので、片手で操作が可能。(筆者の手は成人男性の平均より小さめ)
本体サイズが大きいにも関わらずここまで操作性がいいのは、やはりこの薄さと背面がのエッジがカーブしているためでしょう。
OnePlus8 Proと比べると薄さは一目瞭然。
OS
OnePlusシリーズにはOxygenOSというOSが搭載されています。
これまではあまり独自性を出さず、GoogleのPixelに搭載されているピュアAndroidOSに近いOSになっていましたが、最近はピュアAndroidをベースに独自性を持たせてきている印象を受けます。
とは言っても必要のない機能は実装せずに、ユーザーが求めているのにも関わらずピュアAndroidOSにはない機能のみを追加するという骨子に変わりはないので、スマートフォン初心者から上級者まで万人に使いやすいOSと言え、相変わらず世界で高い評価を受けています。
勿論完全日本語対応です。
5G対応かつ幅広い対応バンド
OnePlus8Tは5Gスマートフォンでn78,n79に対応しています。
また「世界中どこでも使える」というOnePlusの伝統も健在で、4Gの対応バンドも異常なまでに幅広くなっています。
取りあえず手持ちのSIMをぶっこめば使えるというのは親切。
このご時世ですが、海外への出張が多い人にもおすすめ。
SoC
SoCはSnapdragon865を搭載。
後継SoCが搭載されるであろう2021年春モデルが発売されるまでは最高の処理能力を誇ります。
Antutuスコア
Antutuスコアは586798。
ここまで処理性能が高くなると、もはやその性能をフルに発揮できるのは重量級のゲームを遊ぶ時くらい。
どんなゲームでも最高設定で遊ぶことができるし、もしこの機種で処理落ちが発生するのであれば、それはそのゲームの設計がおかしいとクレームを付けても問題ないレベルです。
また、OnePlus8Tは独自の冷却機構を備えていることで、室温20℃の環境で本体に負荷をかけるベンチマークソフトを回しても温度は30℃までしか上がりません。
長時間ゲームをしていても本体が熱く感じることはありませんでした。
流石に充電をしながら高負荷のゲームを遊んでいると若干暖かくなってきますが、後述するようにOnePlus8Tは65W充電が可能なので、ゲームをしながら充電をする必要は全くありません。
ディスプレイ
OnePlus8Tはリフレッシュレート120HzのAMOLEDディスプレイが搭載されています。
リフレッシュレートについては、他の記事でも度々述べているようにスマートフォンの操作性を語る上で非常に大きな要素になっています。
操作感はまるでディスプレイが指に吸い付いてくるようで、60Hzの機種とは段違いの快適性。
発色こそ上位モデルに劣りますが、非常に明るいので日中屋外での視認性は良好。
一点気になったのは、斜めから覗くなどディスプレイに対して角度を付けて見た場合若干赤みがかって見えます。
個体差なのか分かりませんがOnePlusに問い合わせてみたところ、これは仕様とのことでした。
また、現在のハイエンドモデルにおいては端がカーブしたエッジディスプレイが主流なのですが、エッジディスプレイは見た目こそいいものの実際の使用感においては正直微妙。
特にゲームをする場合は明らかにフラットディスプレイの方が実用性が高いので、エッジディスプレイアレルギーを起こす方も多いことかと思われます。
OnePlus8Tはフラットディスプレイとなっており、Snapdragon865と合わせることでゲーミングスマートフォンとしては最高水準の機種と言えるでしょう。
バッテリー
バッテリー容量は4500mAhの大容量。
そして65Wでの超高速充電が可能です。
実測では完全に放電した0%の状態から40分で100%まで充電することができました。
65W充電に対応した付属の専用チャージャーは従来のUSB Type-A to Type-CのものからUSB Type-C to Type-Cのものへ変更されています。
中国のスマートフォンメーカー各社は今年からUSB Type-Aを廃止し、USB Type-Cへの統一を進めています。
「USB接続しよう→1/2で正解だからとりあえずこの向きで→挿さらない→逆向きで挿そうとする→やっぱり挿さらない→目で確認→最初の向きで正解じゃん!」
ということが往々にして起こる邪悪なUSB Type-Aが淘汰されていくのは嬉しい限り。
スマートフォンの性質上、PCと接続することがよくあるというのがこれまでUSB Type-Cの普及が進まなかった背景にあると思うのですが、昨今のPCはUSB Type-Cの入出力端子が搭載されているものが増えてきたのでようやくUSB Type-Aを排斥する動きが出てきたのでしょう。
一刻も早くUSB Type-Aが淘汰されることを願っています。
正直微妙なカメラ性能
OnePlus8Tのカメラはクアッド構成になっています。
構成の内訳はメインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラ、モノクロカメラで、望遠カメラは搭載されていません。
各カメラの性能を詳しく見ていくと…
1.メインカメラ
メインカメラの性能を大きく左右するのがセンサーユニット。
OnePlus8TのセンサーユニットはIMX586で、これは2019年のハイエンドモデルによく搭載されていたセンサー。
2020年のハイエンドモデルはセンサーが大型化し、特に夜間の撮影性能が向上したのですが、残念ながらOnePlus8Tは2019年度水準の写真しか撮影できません。
オートモードでの撮影例

OnePlus8Tでの撮影
比較用に上位モデルであるOnePlus8 Proでの撮影例も。

OnePlus8 Proでの撮影
・・・・・・
正直OnePlus8Tのメインカメラは微妙です。
特に色味の調整は「上位モデルとの差別化のためにわざとやっているのか」と言いたくなるほど。
ただ、OnePlusはアップデートでカメラを最適化していく傾向にあるので今後に期待したいところ。
色味が気になる場合はGoogleカメラを
Google Pixelシリーズはハードウェア的に特筆すべき点はありませんが、撮影性能が高いことで有名。
その理由はPixelに搭載されているGoogleカメラアプリが優秀だから。
本来はPixelシリーズでしか使用できないようになっていますが、有志の方が他の機種でも使用できるよう改造したアプリが非公式で入手でき、OnePlus8Tにインストールできるようになっています。
改造版のGoogleカメラアプリの機能はそれほど多くありませんが、現時点ではOnePlus8Tのストックカメラアプリよりいい写真が撮れるので、カメラ性能が気になる場合はこちらをインストールして使用することをおすすめします。


OnePlus8Tストックカメラアプリでの撮影

OnePlus8T Googleカメラアプリでの撮影
2.超広角カメラ
123℃の超広角カメラは画角こそ広いものの特筆すべき機能はありません。
3.マクロカメラ
500万画素のマクロカメラが搭載されているのですが、マクロ撮影は超広角カメラで代用できることもあり、その存在意義は非常に微妙。
参考までに独立したマクロカメラを搭載せず超広角カメラでマクロ撮影機能を代用するOnePlus8 Proとのマクロ撮影の比較。

OnePlus8Tのマクロ撮影

OnePlus8 Proのマクロ撮影
カメラ位置の関係で角度は違いますが、どう見てもOnePlus8 Proの方が圧倒的に鮮明なマクロ撮影ができます。
4.モノクロカメラ
マクロカメラ以上に微妙なのがモノクロカメラ。
メインカメラで撮影した写真とモノクロカメラで撮影した写真を比較。

メインカメラで撮影した写真

モノクロカメラで撮影した写真

メインカメラで撮影した写真をモノクロ加工したもの
モノクロ撮影する場合においてもメインカメラで撮影した写真をモノクロ加工したほうがよっぽど高精細です。
メインカメラで撮影した写真をモノクロ出力すればいいだけなのにわざわざコストをかけてまで独立したカメラとして実装するのは流石に擁護できません。
カメラ総括 ~正直微妙~
1.メインカメラは2019年水準のセンサーにどう見ても調整不足なカメラアプリ。
2.超広角カメラは可もなく不可もなく。
ここまではコストダウンのためと理解できるのですが
3.マクロカメラは本来超広角カメラで代用可能な機能。
4.モノクロカメラに至っては存在意義すら怪しい。
いっそのことメインカメラと超広角カメラのデュアル構成にしてその分価格に転嫁してほしかったというのが本音です。
マーケティング的にカメラは増やせば増やすほど売れるようなので仕方ないのは理解できるのですが、その流れを断ち切る一助となるべく今後も無駄カメラを撲滅すべく啓蒙活動を進めていこうと思います。
筆者がGoogle Pixelを高く評価しているのは「不要なものは省き、その分安く消費者に提供する」という一貫して消費者目線に立ったモノづくりをしているから。
「例えハリボテであってもカメラ個数が多ければ多いほど良い」という昨今の風潮はマジでゴミクズです。
価格
OnePlus8Tは中国版、アメリカ版、ヨーロッパ版、インド版がありますが、その中でも群を抜いて安いのは大小スマートフォンメーカーが跋扈し競争が激しい中国モデル。
※日本円換算価格は12月時点でのレート
中国版OnePlus8Tの価格
モデル | 価格 | 日本円換算 |
8GB+128GB | 3399元 | 約54,000円 |
12GB+256GB | 3699元 | 約59,000円 |
アメリカ版OnePlus8Tの価格
モデル | 価格 | 日本円換算 |
12GB+256GB | 749ドル | 約78,000円 |
ヨーロッパ版OnePlus8Tの価格
モデル | 価格 | 日本円換算 |
8GB+128GB | 599ユーロ | 約76,000円 |
12GB+256GB | 699ユーロ | 約88,000円 |
インド版OnePlus8Tの価格
モデル | 価格 | 日本円換算 |
8GB+128GB | 42999ルピー | 約61,000円 |
12GB+256GB | 45999ルピー | 約65,000円 |
筆者としてはこの機種を購入するのであれば価格の安い中国版がおすすめです。
シルバー、グリーンそれぞれに8GB+128GBと12GB+256GBの合計4モデルがあるOnePlus8Tですが、人気はグリーン>シルバー、12GB+256GB>8GB+128GBとなっています。
とりわけ一番人気のグリーンの12GB+256GBモデルは、中国国内において発売から2ヶ月経った現在も定価での購入は困難。
公式販売は入荷しても数秒で売り切れてしまいます。
中国版のOnePlus8Tには中国版のOSが搭載されているのですが、こちらは簡単にグローバル版のOSに入れ替えることが可能です。
日本から購入する場合は輸入代行業者から購入することになると思いますが、予めサービスとしてグローバル版OSに入れ替えて発送してくれる業者が殆どなのであまり気にする必要はありません。
販売ページに「OxygenOS」と表記されていればグローバル版OSに入れ替えて発送してくれる業者なので、購入前に確認しておきましょう。
OxygenOSと表記されているにも関わらず万一中国版OSのままで送られてきた場合はOSの入れ替えをお手伝いさせていただくので(WindowsPCを所持しているのであれば)DMかコメントにて連絡下さい。
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まとめ
なるべく予算を抑えた上で5G対応、Snapdragon865搭載でAMOLEDかつ高リフレッシュレート機種が欲しい場合はOnePlus8Tはベストな選択肢になると思います。
イヤフォンジャックこそありませんが、現時点で最高性能のSnapdragon865を搭載していること、フラットディスプレイであること、冷却性能、充電の早さなどを考えるとゲーミングスマートフォンとしては最高クラス。
カメラ性能やデザインはハイエンド機種には及ばないながらも、動作はハイエンド機種と同じかそれ以上にサクサク。
バッテリー容量も大きく、40分で満充電になる高速充電にも対応。
さらに万人に使いやすいOSを搭載していることなどから「質実剛健で自分さえ満足できればいいGeek向け」の機種と言えるでしょう。
私は普段上位モデルのOnePlus8 Proをメイン機種として使用していますが、OnePlus8Tはゲーム用としてサブ運用していく予定です。
もしOnePlus8 Proを所持していなかったと仮定し、OnePlus8 ProとOnePlus8Tのどちらを購入するかと問われたら間違いなくOnePlus8Tを選びます。
冒頭でも述べたように個人的に2020年のベスト機種です。
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コメント
お久しぶりで、お元気そうで何よりです。
今年は明るい話題が多い1年になってほしいですね。
お久しぶりです。ありがとうございます。
切に切にそう願います。
univac様もどうぞお体に気をつけてお過ごし下さい。
こんにちは、松岡と申します。
当方中国に住んでおりまして、大陸版のoneplus8Tを購入検討中にゆるちなさんのブログに辿り着きました。
oxygen osに入れ替えたいのですが、方法をレクチャーしていただけると書いてあり連絡させていただきました。
ITは詳しくはないのでぜひお教え願えたらと思っています。Windowsは所持しています。
ちなみに9Rと8Tの購入で迷っているのですが,ゆるちなさんの記事内に9シリーズからはos入れ替えに対して以前よりもハードルが高くなっているとの記載を見ました。
8Tと9Rでスペック的にもさほど変わらないように見えますがos入れ替えも含めて購入に対してアドバイスいただけませんでしょうか?
こんにちは。
中国で日本人がAndroidを使用する場合は現時点でOnePlus8Tが最良の選択肢になると思います。
OxygenOSへの入れ替えについて
1.ローカルアップデートから行う方法
こちらはOnePlus9Rで塞がれてしまった方法です。
https://www.oneplus.com/uk/support/softwareupgrade/details?code=PM1605596915581
等から最新のOxygenOS OTAパッケージをダウンロードし、端末のrootに配置(DCIMフォルダがある階層です)
設定からシステムアップデート→右上の設定項目→ローカルアップグレードから先程のOTAパッケージをインストール
プリインストールされているOSよりバージョンが高いOTAパッケージを使用する必要があるので、OxygenOSをインストールする前に通知が来てもアップデートは行わないように注意して下さい。
現在のロットの工場出荷時バージョンがわからないので、既に最新のOSがインストールされていた場合についてはこの方法は使用できません。
もし不可能だった場合はmsmダウンロードツールを使用する方法が確実です。
2.msmダウンロードツールを使う
こちらはOnePlus9Rで使用した方法です。
https://yuruchina.com/smartphone/oneplus9roxygenosvolte
手順は上記記事と同じで、異なるのは使用するツールのみです。
英語ではありますが、下記フォーラムにてOnePlus8T用ツールのダウンロードリンクと詳しい方法が解説されています。
https://forum.xda-developers.com/t/op8t-oos-kb05aa-ba-da-unbrick-tool-to-restore-your-device-to-oxygenos.4180837/
こちらは文鎮化からの復帰用としてもよく使用されるツールなので、確実にOSの入れ替えはできるとは思いますが、難易度高めです。
購入については1の方法が使用できなかった場合、難易度高めの2の方法を推奨するので、リンク先を読んでいただいて2の方法をご自身で実行できそうか次第です。
中国現地であれば販売店で「国際版OSを焼いてほしいんだけど手伝ってもらえるか?」みたいな感じで聞いてみるのも手かもしれません。
ご丁寧なご説明ありがとうございます。とても参考になりました。
8Tの場合はoxygen osに入れ替え後はosのアップデートは問題ありませんでしょうか?
osのアップデートは問題ありません。
日本で使用する場合は毎回VoLTE化をする必要がありましたが、中国での使用においては特別な手順の必要なく联通で5G通信及びVoLTEが使用できています。
いろいろありがとう御座いました。