本日5月21日、中国でも発売となったOnePlus7Pro。
紆余曲折はありましたが、何とか発売日に入手することができたので、取り急ぎ開封と外観をメインにお伝えしようと思います。
紆余曲折については記事の最後に書いています。
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OnePlus7Pro開封
OnePlus6Tより大きめの箱。体積が増えているので高級感が増しました。
帯には「若いうちに写真を沢山撮りましょう」の文言。
化粧箱の表面には7と右上に小さくProという文字がうっすらと印刷されています。
蓋を外すと付属品が沢山詰まった箱。
付属品の箱を外すと本体が現れます。薄手のフィルムで全体が巻かれています。
フィルムには「本商品に対し、第三者が提供するフィルムを貼ると指紋認証の制度に影響が出る場合があります。必ずOnePlus公式の保護フィルムを使用するようにして下さい。」とのこと。
本体の下にはWARPの文字が印刷された紙。
それを外すとDASH(5V4A)からWARP(5V6A)に進化したWARPCharge規格の充電器が。赤いのは相変わらず。
付属品は左上からステッカー、クイックスタートガイド、SIMスロットピン、保証書、招待状、それに保護ケースです。
本体の様子
背面、OnePlusのシンプルなロゴがいい感じです。ミラーグレイモデル。
今までのOnePlusの黒系カラーは、名前にブラックが入っていたようにかなり濃い目で「黒と灰色の黒寄り」といった色合いでしたが、今回はグレイというだけあって「黒と灰色の灰色寄り」といった色合い。
OnePlusの大きな特徴である中央上部に配置されたカメラはトリプルレンズ。
ディスプレイには予め保護フィルムが貼られています。
手に持った場合のサイズ感はこれくらい。ちなみに私の手は男性の平均と比べると少し小さめです。
重さは206gとかなり重くなっていますが、サイズが大きいせいか、そこまでの重量感はありません。不思議。
こちらの写真から分かるとおり、裸運用ではディスプレイのエッジ部の誤タッチが頻発しそうなこと、また落下時の耐久性に難がありそうなことから、ケースを装着しての運用は必須になりそうです。
ということで付属のケースを装着してみます。
柔らかすぎず硬すぎずといった感じの質感。
上部はポップアップカメラの位置に大きな穴が開けられています。
上部のスピーカーを覆わないようにしっかり切り込みが入っていたり
下を向けて置いてもディスプレイが机に接触しないよう隅が盛り上がっていたりと、
練りに練られた、控えめに言っても「神ケース」です。
ケースが付属している上に保護フィルムも予め貼られているので、OnePlus7Proのみの購入でもひとまずは傷を気にすることなく安全に使用できます。
ここからはケースを外して
下部。
マイク、スピーカー、USB type-C端子、さらにSIMカードスロットもこの面に移動しています。
イヤフォンジャック端子は付いておらず、USB⇔イヤフォンジャックの変換ケーブルも付属していません。
ディスプレイの左右のエッジはかなり美しく、他社のエッジディスプレイよりも美しい角度だと感じます。
上部、ポップアップカメラの輪郭がはっきり見て取れます。
左側面、SIMカードスロットが下部に移動したことでこちらの面は音量ボタンのみ。
右側面。電源ボタンが配置され、また通常モード、マナーモード、サイレントモードを簡単に切り替えられる三段トグルスイッチも健在。
カメラをポップアップさせた様子。
ディスプレイON。
上下左右のベゼルはこれくらいです。ほぼ全面ディスプレイ。
ディスプレイのリフレッシュレートがこれまでの60Hzから90Hzに上がっており、明らかに実感できるレベルでぬるぬる動きます。感動します。画像は勿論、動画にしても伝えられないのが残念です。
まとめ
基本的にOnePlus6Tまでのデザインを踏襲しつつ、プラスの要素としてエッジディスプレイ化。それだけでも素晴らしいのに、それに加えてノッチレスになったことで相乗効果が生まれています。
こうしてノッチレスの機種を手に持ってみると、デザイン的にノッチがいかに鬱陶しかったかが実感できます。
基本デザインにそこまで大きな変化はないのに、手に持っただけでここまでテンションが上がる機種は初めて。
使い倒すのが今から楽しみで仕方ありません。
開封レビューはここまでです。ご覧いただきありがとうございました。使用感についてのレビューは追って記事にまとめたいと思います。
おまけ
使用感について皆様が一番気になっているポイントであろう、ポップアップカメラによるフェイスアンロックと、OnePlus6Tでは読み取り精度の悪さと、認証速度の遅さからいまいち使い勝手のよくなかったディスプレイ内指紋認証の速度の動画を撮りました。
Oneplus7Proのフェイスアンロック、カメラが半分顔出したくらいで認証されてる感じ。爆速には爆速だけど指紋認証の読み取り精度上がってるからフロントカメラは封印かなあ pic.twitter.com/tBOAO0WfxY
— ゆるちな (@yuruchina) 2019年5月21日
Oneplus7Proのディスプレイ内指紋認証速度。Oneplus6Tのものより大分改善されています。アバウトに指を当ててもしっかりロック解除できていたディスプレイ外指紋認証機種に比べると精度や速度は若干劣りますが、それでも十分に実用的なレベル。 pic.twitter.com/wFbSQZhVE2
— ゆるちな (@yuruchina) 2019年5月21日
メインのロック解除方法は指紋認証を使うことになると思います。OnePlus6Tより明らかに精度と速度が向上しており、指紋認証部位にしっかり指を付けてやれば読み取りエラーを起こすことがなくなりました。
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余談 ~購入までの長い道のり~
ここからは余談、冒頭で述べた紆余曲折についてです。
公式発表会にて、「5月18日に開催されるポップアップイベントにてOnePlus7Proの先行入手が可能」とアナウンスされたので、これは是非行かねばならぬと先着順の電子チケットの争奪戦に勝ち抜いたのですが、5月18日当日、現場ではチケットなしで入場可能。
じゃあこのチケットは何に使うのか、OnePlus7Proの優先購入権なのかと思いきや、当日用意されていたのは800台のみ。しかもチケットの有無は関係なく先着順で販売するというわけのわからなすぎる展開。
イベントの運営に対する非難が殺到する中「買えなかった人は5月21日の10:00にOnePlusの提携店舗で販売するので、こちらで予約をして下さい。」というアナウンス。
結局苦労して手に入れたのに使うことのないチケットのみが手元に残りました。
日が変わって5月21日10:00、引き渡し場所のOnePlus提携店舗に私を含めたポップアップイベントで買えなかった人達が集合したわけですが、ここでも店員の一声によってまた一悶着が。
「深センからまだOnePlus7Proが届いていません」
店舗は大混乱、あわや大惨事になりかけましたが「午後には絶対届きます!それまで少し待って下さい」と店員が一人一人に対し説明することで何とかその場は収まりました。
その後OnePlus7Proが届くまで半日程度時間があり、この騒動による連帯感からか、現場にいるOnePlusファン達のWechatグループが出来上がりその中で交流が始まりました。
仕事を休んでわざわざ来たという人から、新幹線で遠方の都市から来ている人も何人か。ポップアップイベントと今回で都合2往復です。
中には18日からホテルに泊まってるよ!という猛者まで。
これまでファンを大切にすることでここまで大きくなったOnePlusというブランド。中国とはいえこの段取りの悪さはファンをないがしろにしすぎだろうと感じました。
ちなみに朝10:00にJD.comでネット注文した友人の手元には18:00にOnePlus7Proが届いたとのことです。
やるせない。
中国版OnePlusが実店舗でも買えるようになりました。
今回OnePlusと提携する店舗にて予約したOnePlus7Proの引き渡しが行われたわけですが、今後もOnePlusと提携する実店舗にて購入できるようです。
ちなみにこれまでは公式販売は通販のみ、実店舗で購入したい場合は怪しげな電気屋で少し価格が上乗せされた形で購入するという方法に限られていました。
しばらくは品薄が続き、実店舗で手に入れられればラッキーという状態が続きそうですが、中国へ渡航される予定がある方はそれらの店舗を巡ってみるのも一興だと思います。
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コメント
ポップアップカメラの認識の早さはさすがですねー。驚きました。
カメラで撮影するとどんな写真が撮れるのかが気になります。
夜間撮影があんまり得意ではないというレビューもあるようですが、自分が住んでる所だと、夜があまり暗くないので、あてにならなかったですね。
争奪戦お疲れ様でした。凄く売れてるとは聞きましたが。
ありがとうございます。
日中だと1,2世代前のスマホで十分きれいな写真が撮れていましたからねー。
色々撮って回っていますが、光学手ブレ補正の付いた望遠カメラや超広角撮影なんかのOnePlus7Proの特性を活かせる環境を探し回っているのですがなかなかその機能を使うシーンに出会えずにいます。
重さが200グラムオーバーですね。重心や大きさで持ちやすさは変わってくるのでしょうが、できればその辺のレポもお待ちしています。
コメントありがとうございます。
丁度本日から詳細レビュー記事を書いており、使っていてやっぱり気になるのは大きさで、そのあたりをうまく伝えられればと重点的に書いていました(笑)