Xiaomi渾身の力作Mi9

Mi9の完成度がかなり高いため、同時に発売されたMi9SEを完全に喰ってしまうことになってしまいました。
発売から一ヶ月経ってしまいましたが、今回はそんなMi9SEを紹介してみたいと思います。
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Mi SEシリーズについて
Mi SEシリーズはiPhoneSEのように小型でミドルハイエンド、価格も少し抑えめというシリーズです。
Mi SEシリーズの2019年バージョンがこのページで紹介するMi9SEとなります。
スペック
参考までに前作Mi8SEのスペックも併記しています。
Mi9SE | Mi8SE | |
SoC | Snapdragon712 | Snapdragon710 |
ディスプレイ | 2340x1080px 5.97インチ SamsungAMOLED |
2244x1080px 5.88インチ SamsungAMOLED |
RAM | 6GB | 4GB/6GB |
ストレージ | 64GB/128GB | 64GB/128GB |
メインカメラ | 4800万画素SONY IMX586 800万画素 望遠 1300万画素 超広角 トリプルカメラ |
1200万画素 f/1.9 500万画素 f/2.0 |
フロントカメラ | 2000万画素 | 2000万画素 |
バッテリー | 3070mAh | 3120mAh |
サイズ | 147.5×70.5×7.45(mm) | 147.3×73.1×7.5mm |
重量 | 155g | 164g |
その他 | ディスプレイ内指紋認証 | 背面指紋認証 |
対応バンド |
GSM:2/3/5/8 |
GSM:2/3/5/8 |
価格 |
6GB/64GB:1999元 |
4GB/64GB:1799元 |
発売日 |
2019年2月 |
2018年6月 |
Mi8SEから基本コンセプトは変わらず、全体的にスペックアップしています。
SoC
SoCはSnapdragon712を搭載、前作Mi8SEに搭載されていたSnapdragon710の後継モデルとなります。
しかしSnapdragon710もまだまだ登場したばかりで期間が空いていないため、性能の上昇幅は僅か。AntutuベンチマークのスコアはSnapdragon710は約170,000、Snapdragon712は約180,000となっています。
本体デザイン
Mi9SEの一番の特徴はそのサイズ。
現在のスマートフォンの主流は6インチ以上の大型サイズ。ベゼルの幅は近年どんどん狭くなっており、その分ディスプレイ占有率を本体サイズの小ささに振り分けることもできる筈ですが、各社あまりそちらの方へは目が向いていないようです。
Mi9SEのディスプレイは5.97インチというやや小さめの設計。そのおかげで本体サイズは147.5×70.5×7.45(mm)と、かなり小さめのサイズになっています。
ディスプレイ
解像度は2340x1080pxと6.39インチのMi9と同じ。その分画素の密度が高まり、Mi9SEは432PPという高密度になっています。
カメラ
カメラはMi9と同じトリプルレンズ。
メインカメラには4800万画素撮影が可能なSONYのIMX586センサーを搭載、望遠撮影用、超広角撮影用2つのサブカメラという構成になっています。
デザイン
Mi9SEの筐体はMi9と同じグラデーションデザイン。私も本体を見ましたが、かなり高級感のあるデザインです。
カラーバリエーション
ブラック、ブルー、パープルの3種類がラインナップされています。
RAM、ストレージ容量
RAMは6GBのみ、ストレージ容量は64GBと128GBと2モデルのみでの展開。
3カラー2モデルの合計6種類のラインナップとなっています。
その他機能
NFCに対応、そしてXiaomiお馴染みの赤外線通信機能が搭載されています。
また、Mi9やMi8Fingerprint Editionと同じくディスプレイ内指紋認証機能が搭載されています。
Mi9と同一のセンサー。
しかし、私もMi9を触りましたが、お世辞にも全世代のモデルから大幅に性能が向上しているとは言えず、まだまだ発展途上というのが正直の感想です。
価格
6GB+64GBモデルが1999元(約33,000円)
6GB+128GBモデルが2299元(約38,000円)
となっています。
やや強気の価格設定です。それだけこのサイズ感に需要があるということでしょうか。
まとめ
Snapdragon710とSnapdragon712ではあまり性能は向上していないので、現在Mi8SEを使っている人にはあまり買い替えはおすすめできません。
しかしカメラ性能はSONYのIMX586センサーに超広角撮影に対応したトリプルレンズ構成と世界最高性能クラスのMi9と殆ど同じ構成になっています。流石に光学手ブレ補正は搭載されていませんが。
他にも5.97インチのディスプレイは2340×1080pxという高解像度なので432PPIという超高密度になっていたり、大型化が進む最近のスマートフォンには珍しく、約147x70x7.4(mm)とかなりコンパクトに作られています。
上で挙げた項目のように、他の機種にはない特長もあるので、価格面の折り合いが付くのであれば十分に買いなスマートフォンに仕上がっていると言えるのではないでしょうか。
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