年明けから数日経ちましたが、中国にいると全く年明け感がありません。
周囲は相変わらずせかせかと働いていますが、私は時間を持て余しているので、今日は2018年以前の発売スケジュールやデザインの傾向から2019年に発売されるであろうハイエンド中華スマホの発売日などを考察していきたいと思います。
2018年からは、コストパフォーマンスの高いモデル、独自性をアピールしたプレミアムモデルの2ラインナップを分けて展開していくメーカーが増えてきました。(フラッグシップモデルとプレミアムモデルを同時に発売するHUAWEIなどの例外もあります。)
2019年もコストパフォーマンスモデル、プレミアムモデルというように分岐してラインナップする流れは続いていくと思います。
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Xiaomi
Mi9
コストパフォーマンスモデルのMiシリーズ。
毎年このモデルのデザインが廉価版モデルにも採用されていくことから、2019年度のXiaomiの顔になるであろう機種です。
春に発売されますが、発売月は年ごとにまちまちです。
2019年、Snapdragon855の初期搭載レースに参加してくるのであれば、意外と早く登場するかもしれません。その場合はコストを抑えて安価で提供する意味でも、ノッチデザインを引き続き採用することになるでしょう。
例年より少し早めの3月頃に発表されるんじゃないかと予想しています。

※参考 Mi8
Mi MIX3S
XiaomiのプレミアムモデルMi MIXシリーズ。
初代Mi MIXは2016年10月
MIX2は2017年9月
MIX2Sは2018年3月
MIX3は2018年11月に登場しています。
Mi MIX3SはMi MIX2Sと同じように2019年春から夏にかけて登場するものと思われ、Mi MIX3からSoCをSnapdragon855に変更する以外にも、機能以外の面での付加価値を付けてくることでしょう。
Mi9が3月だとしたら、そこから敢えて少し空けた5月くらいに出てくるんじゃないかと予想します。

※参考 Mi MIX2S
Mi MIX4
中国でも縁起の悪い4という数字。Xiaomiの場合はMi4という機種も過去に販売していますが、4が飛ばされる可能性も考えられます。
正直MIX4の性能やデザインがどうなるかについては未知数で、MIX3のスライドデザインが好評であれば続投してくるのではないかと思います。
MIX3は市場に受け入れられており、中国での評価も高いのですが、高い評価の理由は価格の安さ。肝心のスライドデザインに言及している評価コメントは少なく、現時点ではなんとも言えないのが現状です。
スライドデザインを続投してくるにしても、スライドデザインを活かした何らかのサプライズギミックを追加した上で引き続き安価で販売されるのは間違いないでしょう。
秋から冬にかけて発表されるものと思われ、個人的に一番発表が待ち遠しい中華スマホです。

※参考 Mi MIX3
POCOPHONE F2
Xiaomiの別ブランドPOCOPHONE。
主に途上国に向けたモデルですが、2018年に発売されたPOCOPHONE F1では300ドル以下という定価ながらもSnapdragon845が搭載されていたことで、途上国以外でも大きな話題となりました。
パーツの値段がこなれてきた時期に、それらを寄せ集めて大量生産することでコストを極限まで抑え、高性能低価格を実現しているものと思われます。
今年もSnapdragon855を搭載し、同じ路線でいくのであればパーツの値段が下がる秋から年末にかけて発売されるのではないでしょうか。

※参考 POCOPHONE F1
VIVO
NEX2
ミドルからローエンド市場に強いVIVOが、2018年にハイエンドモデルとして展開してきたNEXシリーズ。
飛び出すフロントカメラのNEX、背面にもディスプレイを搭載したデュアルディスプレイ版NEXなど、チャレンジスピリッツに溢れたシリーズとなっています。
通常版NEXは2018年6月に登場しています。
正直、ハイエンド市場に乗り出したばかりなので考察する材料が足りていません。
2018年と同じであれば6月頃に登場する線が一番濃いのではと考えています。

※参考 NEX フラッグシップ版
HUAWEI
P30
2018年の話題を掻っ攫っていったP20。
アメリカ対中国の経済戦争の矢面に立たされていますが、良いものは良いということで、2019年も変わらず売れていくのではないでしょうか。
Pシリーズは毎年3月に発売されていますので、今年も3月にP30が複数モデルが同時に発売されるでしょう。
P30proがP20proのインパクトを超えられるかどうかは微妙ですが、それを含めて注目していきたい機種です。

※参考 P20pro
mate 30
HUAWEIは発売時期が安定しているのが特徴だと思っています。
2018年10月に登場したmate20とmate20pro。2019年も同じく10月にmate30とmate30proが発売になるのではないでしょうか。

※参考 Mate20pro
OPPO
Rシリーズ
コストパフォーマンスモデルのRシリーズ。
2019年版のナンバリングはR19になるものと思われます。
安価ながらもカメラに力を入れたシリーズで、デザイン的には無理をせず流行をいち早く取り入れてくる印象。ということで、2019年モデルは順当に穴空きディスプレイを採用してくると予想します。
2018年には4月にR15、8月にR17が発売されているので、R19についても2019年春の同時期に発売されるのではないでしょうか。
余談ですが、OnePlusにもRシリーズの基本設計が踏襲されるのが慣例となっているので、R19はOnePlus7、その次のモデル(R21?)はOnePlus7Tのベースになるものと思われます。

※参考 R17
Find X2
プレミアムモデルとして2018年7月に満を持して登場したFind X。
Findシリーズはこれまでにも数度単発で販売されており、その都度名前や形状が変わっているので、2019年のプレミアムモデルも形状や名前が変わる可能性も十分に考えられます。
2018年スライドデザインで先を行ったFind X。その後、他社もこぞってスライドデザインを採用してきているので、2019年もスライドデザインのトレンドが続くのではないかと予想しています。

※参考 FindX
OnePlus
OnePlus7
無印OnePlusシリーズは毎年5月頃登場するのが慣例となっているので、OnePlus7も2019年5月に発売されるのは間違いないでしょう。
デザインや機能面について、OnePlus発売の1,2ヶ月前に発売されるOPPOのフラッグシップ機種と似たデザインになる傾向にありますので、2019年に発売されるであろうR19シリーズに注目です。
そんなことよりそろそろステレオスピーカーをだな…

※参考 OnePlus6
OnePlus7T
2019年11月頃の発売はまず間違いないでしょう。
デザインや機能面については本当に予想が困難です。
というのも無印OnePlusとOnePlus○Tシリーズではデザイン面で大きな変更点がある場合もあれば、ない場合もあり、性能面で変更がある場合もあれば、ない場合もあり。といった具合なので。
ですが、例のごとく先行で登場するOPPOのフラッグシップモデルの流用デザインになることが多いため、夏から秋にかけて登場するOPPOのフラッグシップモデルに注目しておけばOnePlus7Tの形が見えてくるのではないかと思います。

※参考 OnePlus6T
Lenovo
Z5シリーズ
先日Snapdragon855搭載したZ5GT 855バージョンを1月中に発売することが発表されました。
スマートフォン市場においては殆どシェアがない死に体のLenovoだけに、事業継続か、撤退かを掛けて2019年は勝負の年になると思います。
Z5のラインナップを見てみると、コストパフォーマンスはかなり高くなっているので、もしかするとプレミアムモデルばかりに注力するその他のメーカーの後釜に座る可能性はなきにしもあらずといったところでしょうか。

※参考 Z5PRO
まとめ
傾向から予想している部分が多いので、それなりに当たりそうな気はします。
2019年頭に埋めるタイムカプセル記事ということで、年末にこの記事を読み返すのが楽しみです。
また発売時期以外の予想として、2019年の全体的なデザインのトレンドは
コストパフォーマンスモデルは穴空きディスプレイ。
プレミアムモデルはスライドデザインとトリプルカメラになるんじゃないかと考えています。
2019年 | 発売予想機種 |
1月 | Z5 GT855 |
2月 | |
3月 | Mi9、P30 |
4月 | R19 |
5月 | OnePlus7、MI MIX3S |
6月 | NEX2 |
7月 | FindX2 |
8月 | R21 |
9月 | POCOPHONE F2 |
10月 | Mate30、Mi MIX4 |
11月 | OnePlus7T |
12月 |
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