最近のスマートフォンのデザインは曲面が主流。
確かに手触りもよく、綺麗な曲面を見るとうっとりしてしまうのですが、ディスプレイ部分まで曲面化しているスマートフォンも多く、保護フィルムを付けて使用する時は「曲面部分が浮いてしまい白い縁が出来る」「曲面部分にかからないフィルムは寸足らずで間抜けな見た目になってしまう」等、曲面化は必ずしもメリットではありません。
ガラスフィルムが縁から浮き上がり、埃やゴミが侵入したOnePlus3
ということで、ディスプレイのエッジ部分までぴったりと密着してくれると謳うTPUフィルムをOnePlus5に貼ってみました。
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TPUフィルムとは?
通常の保護フィルムは主にPET素材で出来ていますが、TPUフィルムはその名の通りTPUという素材で作られています。
PETよりもかなり柔らかく伸縮性もあるため、フィルムの状態では何の変哲もない一枚の平面状なのですが曲面にぴったりとフィットし、水や空気を通すため水貼りをすれば誰でも簡単に失敗なく貼ることができます。
また、フィルム表面に傷が付いても小さな傷であれば時間経過で元通りに修復されるという特長もあります。
OnePlus5よりエッジに丸みのあるMi6にTPUフィルムを貼ったところ。
ディスプレイの端までフィルムが貼られているのがわかります。
実際にOnePlus5にTPUフィルムを貼ってみた
※撮影の関係上部屋でフィルム貼りを行っていますが、少し湿度を上げた風呂場などで行うこと、また手も中性洗剤で軽く洗って皮脂を落としておくことをお勧めします。
水を付けて貼る用に霧吹きが付いていました。
アルコールで油脂を除去します。
埃を綺麗に取り除きます。
フィルムは見ての通りふにゃふにゃです。
保護フィルムの接着面に付いている薄いフィルムを剥がし、霧吹きで接着面を少し濡らし
おおまかに位置を合わせて貼り付けていきます。
フィルムとディスプレイの間に水が入っており、フィルムを横に滑らせることが出来るので位置合わせは大体でOK、気泡が入っても問題ありません。
カードなどで中央から上下左右に向かって気泡と水分を抜きつつ、位置を正確に合わせていきます。
OnePlus5は防水ではないので、出てくる水分はしっかりと拭き取っていきましょう。
こんな感じで完成、エッジ部分のフィルムの境界が分からないくらいぴったりとフィットしています。
貼り付け直後は内部に水泡や気泡が残っていますが、これは2日くらいで自然になくなります。
この状態ではまだ完全には密着していないので、この状態でケースの装着やポケットに入れての持ち歩きはお勧めしません。
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OnePlus5の保護フィルム使用感
一枚目は数日でケースと干渉し、一部が浮き上がってきてしまったのですが、二枚目への貼り直しとともに、フィルムの端と干渉しないケースに変えたところ、一ヶ月くらい経っても全く浮き上がってきませんでした。
この素材の保護フィルム、一年前くらいに物珍しさで試した時は指の滑りがあまりに悪く、一日スマートフォンを使用すると指が痛くなったりしたものですが、今回のものはそれと比べてかなり滑りがよくなっています。
ただ、湿気があると露骨に滑りが悪くなるため、手汗をかきやすい人や夏場の使用はお勧めできません。
かくいう私もどうしても滑りの悪さが気になり、現在はガラスフィルムを使用しています…
とはいえエッジ部分までしっかり覆ってくれるこの保護フィルム、指先の皮が厚かったりして滑りが多少悪くても気にしない!という人には是非お勧めしたいです。
今後滑りのよい素材のものが登場すれば今後のスマホの保護フィルムは、このTPUフィルムが主流になるかもしれません。
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