同世代のスマートフォンということで、同程度の性能と価格になっているOnePlus5とMi6。
実際に両機種を2台持ちで使用している私が、正直な感想と共に両機種の比較をしてみたいと思います。
どちらの機種を買おうか悩んでいる方の助けになれば幸いです。
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スペック一覧
OnePlus5ダークグレー | OnePlus5ブラック | Mi6 64G | Mi6 128G | |
CPU | Snapdragon835 | Snapdragon835 | Snapdragon835 | Snapdragon835 |
RAM | 6GB | 8GB | 6GB | 6GB |
ストレージ | 64GB | 128GB | 64GB | 128GB |
ディスプレイ | 5.5インチ | 5.5インチ | 5.15インチ | 5.15インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 | 1920×1080 | 1920×1080 |
バッテリー | 3300mAh | 3300mAh | 3350mAh | 3350mAh |
メインカメラ | 広角1600万画素IMX398 望遠2000万画素IMX350 デュアルレンズ |
広角1600万画素IMX398 望遠2000万画素IMX350 デュアルレンズ |
広角1200万画素IMX378 広角1200万画素IMX378 デュアルレンズ |
広角1200万画素IMX378 広角1200万画素IMX378 デュアルレンズ |
手振れ補正 | 電子式 | 電子式 | 4軸光学式 | 4軸光学式 |
フロントカメラ | 1600万画素IMX371 | 1600万画素IMX371 | 800万画素 | 800万画素 |
サイズ | 154.2×74.1×7.25 (mm) |
154.2×74.1×7.25 (mm) |
145.17*70.49*7.45 (mm) |
145.17*70.49*7.45 (mm) |
重量 | 153g | 153g | 168g | 168g |
SIMスロット | デュアルSIM | デュアルSIM | デュアルSIM | デュアルSIM |
対応バンド | FDDLTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19 20/25/26/28/29/30/66 TDD LTE:38/39/40/41 WCDMA:1/2/4/5/8 |
FDDLTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19 20/25/26/28/29/30/66 TDD LTE:38/39/40/41 WCDMA:1/2/4/5/8 |
FDDLTE:1/3/5/7/8 TDLTE:Band 38/39/40/41 WCDMA:Band 1/2/5/8 |
FDDLTE:1/3/5/7/8 TDLTE:Band 38/39/40/41 WCDMA:Band 1/2/5/8 |
定価 | 2999元 | 3499元 | 2499元 | 2899元 |
サイズ
Mi6はOnePlus5よりかなり小さくなっているにも関わらず、15g重くなっています。
同時に手に取るとその差は顕著で、Mi6の方が小さい分かなりの重量感があります。
とはいえ、ディスプレイサイズの違いに比べたらそんな違いは些細なものなので、単純に5.5インチディスプレイが使いやすいか、5.15インチディスプレイ使いやすいか、好みの問題と言っていいでしょう。
価格
同等スペックのモデル、OnePlus5ダークグレーモデルとMi6 64GBモデルで比べると、Mi6の方が定価で500元(約8,000円)安くなっています。
さらにOnePlus5の方はまだ発売直後で品薄が解消されておらず、市場価格では10,000円以上の差がついています。これはそのうち解消されるはずですが、今スマホを買い替えたい人にとってはこの差は大きいはず。
指紋認証機能
適当に認証しているのではないかと疑うほど早いOnePlus5の指紋認証速度。それに比べるとMi6の指紋認証からディスプレイがONになるまでのスピードはあまり早くありません。
横に2台並べて同時に認証をしてみるとその差は顕著です。
カメラ性能
OnePlus5とMi6、オートモードでそれぞれ同じ被写体を撮り比べてみました。
OnePlus5はやや明るめに、彩度も高めに映ります。
こちらも同じようにOnePlus5が明るめ、Mi6はコントラストが強めに出ます。
こちらは曇りの日のさらに日が落ちる直前の写真。Mi6の方が画像が鮮明です。
拡大してみるとOnePlus5は手振れしてしまっているようです。
暗所での撮影でシャッタースピードが1/50に下がっていたので、手振れ補正性能の差が大きく現れています。
センサー性能やレンズの明るさで分があるOnePlus5ですが、Mi6は光学式の手振れ補正を搭載しているだけあり、OnePlus5のカメラに比べて汎用性で勝る。というカタログスペック通りの結果となりました。
また、カメラUIも全体的にOnePlus5よりも使いやすく、撮影しているだけで楽しくなるのはMi6でした。
対応バンド
そもそもが中国国内での使用を想定しているMi6に対し、OnePlus5は世界中で使用されることを想定して設計されています。
OnePlus5の対応バンドの広さは恐ろしい程広く、これ一台あれば世界中どこへ行くにも困らないと言っても過言ではありません。
その分コストとして跳ね返ってきているのですが、とりあえずどのキャリアのSIMでも挿せば使える(であろう)OnePlus5に軍配が上がります。
電池
ハイスペックな割に省電力CPUのSnapdragon835を搭載した両機種。
単純に容量の違いか、もしくはディスプレイサイズの違いのせいか、Mi6の方が電池持ちがよく、充電速度はOnePlus5がやや早め。とはいえMi6の充電速度も決して遅くはなく、むしろ他機種に比べればかなり早いレベル。
両機種共にSnapdragon835と3300mAh以上の大容量バッテリーを搭載しているので、朝満充電で家を出れば帰宅まで十分に電池は持ち、充電速度も早いため双方とも特にバッテリーに気を遣う必要はありません。
OS
ほぼ素のAndroidといっていいOSが搭載されているOnePlus5に軍配が上がります。Mi6では正常に動作しないアプリ(特にGoogle製)がいくつかありますが、OnePlus5では勿論そんなこともありません。
Mi6に同程度の使い心地を求めるにはカスタムROMの導入は必須となりますが、公式に動作が保証されたものではありませんし、そもそもハイエンド機として十二分に普段使いしていけるスペックを持っているので、今までのような中華端末として遊んでいくのは少々勿体無い気がします。
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OnePlus5とMi6の比較まとめ
同時期発売、似たようなスペックとなっていますが、細かい性能に山と谷が現れ甲乙付け難い両機種。
価格面は断然Mi6。個人的には本体サイズとカメラもMi6が好みです。
しかし、やはり日本で使用するにあたっては公式に日本語対応&Googleアプリに対応しており、対応バンドも広いOnePlus5に大きく軍配が上がります。
両機種とも世界の最先端を行くハイエンドモデル。今までの中華端末のようにおもちゃとして遊ぶのは勿体無いくらいよく仕上がっているので、どうせハイエンドモデルを買うのであれば、価格の違いはあまり考えず、OnePlus5を選ぶのを筆者はお勧めします。
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