中華スマホの醍醐味であり、ハードルでもあるカスタマイズ。
そのうちグローバル版のファームウェアも登場するとは思いますが、現時点ではrootも取れない状態。
よって今回できたのはGooglePlayストアの導入とロケールの変更のみですが、その作業録を紹介します。
※紹介する操作やソフトウェアにより発生した故障や不具合に対し、当方は責任を負いません。あくまで自己責任でお願いします。
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GooglePlayストアアプリ導入
Mi6は勿論中国市場向けのスマートフォンなので、GooglePlayストアがプリインストールされていません。
日本語化をするにもアプリをインストールする必要があるため、まずはGooglePlayストアアプリを導入します。
- Google_Playストア
- Googleアカウントマネージャー
- Google_Play開発者サービス
- Googleサービスフレームワーク
GooglePlayストアを起動するために必要なファイルはこの4つ。バラバラにインストールするのは実に面倒臭いのですが、これらを簡単にインストールする方法が公式フォーラムで紹介されていたので、その方法でインストールします。
まずは4つのインストールファイルをダウンロードします。
http://pan.baidu.com/s/1c1C1QQ8
Pass:in67
もしダウンロードできない場合は
(zip圧縮版)
http://pan.baidu.com/s/1mhIruek
Pass:fikf
こちらからダウンロードを試してみて下さい。
ダウンロード後、ファイルを解凍したらMi6のバックアップフォルダにコピーします。場所はストレージ\MIUI\backup\AllBackup\20170428_130857
MIUIのファイラーアプリ、Explorerで見るとこんな感じです。
上記配置にフォルダとファイルがコピーできていることを確認したら、設定画面からAdditional settings→Backup & reset→Local backups
を選ぶと先ほどMi6にコピーしたバックアップフォルダが表示されます。
一番下のRestoreをタップするとバックアップファイルの復元が始まり、GooglePlayストアアプリ起動に必要な4ファイルがインストールされます。
インストール後はホーム画面にGooglePlayストアアプリが表示されるのでそれをタップするとログイン画面を経て
これでGooglePlayストアのインストールは完了。画像は諸事情により既にロケール変更後の画面になっていますが、ロケールを変更しないと英語版が表示される筈です。
Googleが提供するアプリの一部は、起動しなかったり起動後即強制終了したりしますが、chromeやyoutubeは何の問題もなく起動できるので私は特に気になりません。
ということで、次のステップは日本語化です。
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MoreLocale2を使用した日本語化(ロケール変更)
先ほどインストールしたGooglePlayストアからMoreLocale2をダウンロードして下さい。
現在(2017年5月1日時点)MIUIは日本語に正式に対応していないので、MoreLocale2を使用しても日本語は通常選べません。
rootを取得するか、android SDKを使用してpmコマンドによって、ロケール変更の許可を与える必要があります。現時点でrootを取得する方法は公開されていないため、自動的に後者のpmコマンドを打つことになります。
AndroidSDKの導入についてはOREFOLDERさんのこちらの記事が分かりやすいので参考にしてください。
もっと簡単!ADBコマンドを使えるようにする方法-ダウンロードして解凍してパスを通すだけでOK
USBデバッグモードをONにする
AndroidSDKを使用する準備ができたら、設定からAbout phone画面を開きます。
MIUI versionを連続タップすると開発者モードのロックが解除されます。
設定画面に戻り、Additional settingsからDeveloper optionsに入り
USBdebuggingをオンにします。
さらに、MIUI8ではUSB debugging(Security settings)もオンにする必要があります。
USB debugging(Security settings)をオンにします。
オンにしようとすると警告画面が表示されますが、そのまま続行。
これでADBコマンドが通るようになりました。
Mi6とPCをUSBケーブルで接続し、Win+Rで「ファイル名を指定して実行」画面を開き、「cmd」と入力して実行するとコマンドプロンプトが開きます。
adb shell pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION
上記コマンドをコピーしてコマンドプロンプトに貼り付けてエンターキーを押します。
これでMorelocale2でロケールを日本語に変更することができるようになりました。
あとはMorelocale2を起動し、Japanese(Japan)をタップするだけで
日本語ロケールに変更完了です。
お疲れ様でした。
もちろんMi6の設定画面などは日本語に対応していないので英語表記のままですが、日本語に対応しているアプリは日本語化されます。
日本語フォントも搭載されているので、プリインストールされているアプリを使用しないのであれば、ほぼ日本語版のような感覚で使用することができます。
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コメント
感謝です。中国語は慣れてしまったので日本語化は大丈夫なのですが、Playが入らなかったので助かりました
お役に立ててなによりです。今後も皆様のお役に立てるような情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。