コスパに優れたファブレットとして発売前から注目されていたMi Max3。
私は購入を見送ったのですが、中国での売れ行きはなかなか好調のようです。
先月末に販売され、当初は入手困難となっていたのですが、現在はようやく供給も落ち着き並ばずに買える状態になりつつあります。それに伴い中国ユーザーが実際に使ってみたレビューが出揃ってきたので、まとめて記事にしてみようと思います。
まずはスペックの紹介から。
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Mi Max3のスペック
前作Mi Max2との比較
MI Max3 | Mi Max2 | |
CPU | Snapdragon636 | Snapdragon625 |
メモリ | 4GB/6GB | 4GB |
ストレージ | 64/128GB | 32/64/128GB |
ディスプレイ | 6.9インチ 2160x1080px |
6.44インチ 1920x1080px |
バッテリー | 5500mah | 5300mAh |
メインカメラ | 1200万画素+500万画素 デュアルレンズ |
1200万画素 |
フロントカメラ | 800万画素/f.2.0 | 500万画素 |
SDカード | Micro-SD | Micro-SD |
対応バンド |
GSM :2/3/5/8 |
GSM :2/3/5/8 CDMA EVDO : BC0 WCDMA 1/2/5/8 TD-SCDMA 34/39 TDD-LTE 38/39/40/41 FDD-LTE 1/3/5/7/8 |
サイズ | 176.2×87.4×8.0mm | 174.1×88.7×7.6mm |
重さ | 221g | 211g |
価格 | 1699/1999元 | 1399/1699/1999元 |
カラーバリエーションはブラック、ブルー、ゴールドの三種類
他の機種とは一線を画すスペックとなっており、ディスプレイ、価格、バッテリー容量、SDカード対応など、かなり尖った仕様となっています。
ディスプレイとサイズ
6.9インチの大型ディスプレイを搭載。
長さ17.6センチ、幅8.7センチともはや携帯には向かないサイズと、221gという重量にこそなっていますが、これはスマホではなくファブレット。
大型のディスプレイを搭載しながらもベゼルを削ることによって何とか片手で持てる程度のサイズに収まってはいます。
バッテリー容量
ディスプレイサイズが6.9インチと大型なので通常のスマートフォンに比べると消費電力は多いはずですが、それを補って余りある5500mAhという大容量のバッテリーを搭載しています。
価格
QualcommのミドルレンジCPUであるSnapdragon636を採用、またファブレットには余り重要ではない部分の性能を削ることでコストダウンを図っており、価格は4GB+64GBモデルではなんと1699元(約27,000円)。上位の6GB+128GBモデルでも1999元(32,000円)とかなり手頃な価格になっています。
※2018年8月のレート
Antutu実測値
メジャーなベンチマークソフトAntutuで計測すると、ユーザーの実測スコアは大体118,000前後に落ち着いているようです。
とあるユーザーの実測値と、参考までに私が計測したSnapdragon835搭載のMi6のスコアを比較してみます。
Mi Max3 | Mi6 | |
合計 | 118947 | 179974 |
CPU | 56219 | 38535 |
GPU | 21322 | 73729 |
UX | 32675 | 55886 |
MEMORY | 8731 | 11824 |
こうして比較してみると、まずCPU性能がSnapdragon835より高いというのに驚きました。
Snapdragon636は普段使いには十分すぎるスペックですが、GPU性能がSnapdragon800シリーズに搭載されているGPUと比べると大幅に劣るとのことで、最新のゲームを動かすのはやや苦手なようです。
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実際の使用感レビューのまとめ
発売から一ヶ月弱が経ち、実際に使っている人の評価も出揃ってきました。
良いところはスペックシートに表されていると思いますので、ネガティブな評価を中心にまとめてみます。
まずはバッテリー方面。
Snapdragon636の特性なのでしょうか、普段使いをする分にはバッテリー残量はあまり減らないものの、ゲームを立ち上げた途端にものすごい勢いで減っていくというレポートが多く見受けられました。
前述のAntutuベンチマークの結果と照らし合わせると、GPU性能があまりよくないためGPUを酷使する環境では必要以上にバッテリーを消耗してしまうのではないかと思います。
それでも大体のレポートの結びには「重度に使い倒しても1日余裕で持つレベル」というフォローがあるので、一日一回満充電をすれば気を遣う必要がないレベルではあると思います。
CPU
何故Snapdragon636なんだ!Snapdragon710を搭載してくれれば完璧だったのに!という意見が多く、やはり用途によってはカクつきが気になる人が結構いるようです。
値段を考えたら仕方がないとは思うのですが。
スピーカー
大画面で動画を視聴するために購入したのにスピーカーの音質が悪いという意見がユーザーレビューサイトにいくつか上がっていました。
カメラ
おまけ程度に搭載されていると思われていたカメラは「普通に使える」レベルだそうですが、流石に公式ページに掲載されているこれらの写真のようには撮れないよう。
まとめ
私も買おうかどうか悩み、結局ファブレットを買うならタブレットでいいや。ということで見送ったのですが、コスパを考えるとかなりお得感のあるMi Max3。
中国での需要が落ち着いてきたので、そろそろ日本を含めた各国への販売が本格化してくる頃かと思います。
PCの代用としては少々厳しいでしょうが、価格を度外視したとしてもスマホとタブレットの代用としては必要十分すぎるスペックです。気になる方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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